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完全にポスターイメージに騙された作品。ブルース・ウィリスが前面に出ていたのでてっきり彼の作品かと思いきや全くの脇役だった。このやり口は以前の『処刑教室』と同じ手口だ。主演は人気ラッパーのカーティス“50 Cent”ジャクソンと言うことだが、残念ながら聞いた事もない私には何の引きにもなっていない…。彼の扮する主人公サニーと兄弟同然のワル仲間ビンス(ライアン・フィリップ)、デイブ(ブレット・グランスタッフ)の3人はある日500万ドル相当のダイヤを強奪するのだが、ビンスの裏切りでデイブは殺され、サニーも怪我をする。怒ったサニーはビンスへの復讐を誓い、彼を探し回るのだが、そんな彼に目を留めたのがギャングのボス・ビグスだった。
で、このビグスがブルース・ウィリスの役どころというワケだ。一応ビンスのバックにはジョンRというマフィアがいて、こいつとビグスが犬猿の仲だったために、半ば無理矢理サニーを仲間に引き入れる。この辺の件は話の筋道として成立はするのだがあからさまにビグスとサニーを結びつける事を目的としたエピソードなのがバレバレなのがちとあざとい。おまけに復讐とは何の関係もなくサニーに200万ドル強奪指令をだすエピソードに到っては、とにかくビッグスターのブルース・ウィリスをフィーチャーするためだけに用意されたようなものだ。拷問シーンで薄ら笑いを浮かべながら悪人を演じるブルースは、それはそれで上手いものだと思うが、役としての必然性が無いため殆ど存在感がない。
さて、ではそもそも何でビンスは兄弟同然の仲間を裏切って500万ドルを独り占めしようとしたのか。それは父親のためだった。彼の父親は刑務所に収監されていて、そこの所長に賄賂を払わないと一般房に入れられてしまうと言うのだ。一般房に入れられたが最後、父親の命の補償がなくなるからというのだが、何故そうなのかは観ていてもサッパリ解らない。狙われる以上は何がしか理由があってしかるべきで、例えば父親は組織のボスで敵対組織から命を狙われているだとか、刑務所内での態度の悪さからみんなが彼に仕返しをしようとしているだとか…。しかも必要なお金は10万ドルで500万ドルを3人で割ったとしても余裕で払える額である。結局ビンスの話はどうも素直に受け止められない。
本当はサニーがビンスを探して追いかける話なのに、何故か途中に挟まるエピソードがまるでそれとは無関係なことばかりなのも痛かった。ビグスの部下と200万ドルを奪うエピソードなどはその最たるものだ。しかも何故かこれまたストーリーに何の関係もないドラッグの売人の家で、ビグスの部下が銃の暴発で死んでしまうというおまけまでついている。本来ならそこでビグスとサニーの間に一悶着ありそうなものだが、そもそも話の本線ではないから、このエピソード自体は別にどうと言う事も流れされてしまう。結局どうでもいい話ばかりで、本線の復讐劇に関しては実に陳腐なラストを迎えるに到ってはもはや呆れるより他にない。84分間を完全に無駄に使ってしまった。
個人的おススメ度
1.0
今日の一言:DVDでも時間もったいないかな
総合評価:31点
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