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2012年5月23日 (水)

キラー・エリート/Killer Elite

Photo_3 元英国陸軍特殊部隊(SAS)隊員のベストセラー小説を基に映画化。凄腕の殺し屋が元SAS隊員を相手にして死闘を繰り広げるアクション・サスペンスだ。主演はジェイソン・ステイサム。共演にクライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロと豪華な俳優が揃った。監督はゲイリー・マッケンドリー。ノンCGの本格アクションに注目だ。
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こんなに冴えないジェイソンだとは…

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小説を基にして描かれた作品だそうだが、どうも序盤が解りにくくてノリ難い作品だった。ジェイソン・ステイサム演じるダニーとロバート・デ・ニーロ演じるハンターは2人とも凄腕の殺し屋だ。序盤でダニーの用心暗殺の仕事の様子が描かれるが、彼はターゲットの車に同乗する子供に目撃されたにも関わらず、その子供を始末できなかった。自分の限界を悟った彼は殺し屋家業から足を洗う…。一応この一度は足を洗っているという所がラストに向けての伏線にはなっているのだが、これ別に必要なんだろうか。ターゲットに情けをかけてしまう殺し屋を描くにしてはやけに弱い。わざわざ主人公のキャラクターをそういう設定にする必然性が本作からはあまり感じられなかったように思う。

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足を洗ったはずの殺し屋ダニーが臨時に復帰したのは親友で師匠でもあるハンターのためだ。彼がとある仕事をしくじってクライアントに拘束され、それを助け出すために彼が変わりにその仕事を請け負うことになったのである。依頼主はアラブの族長で、3人の息子を殺した相手に対する復讐だった。ただその3人の相手と言うのが問題で、全員イギリス陸軍特殊部隊SASの隊員だったのである。ここに凄腕の殺し屋vs元SASの戦いの火蓋が切って落とされることになる。しかし狙われていることを知らなければいくら元SAS隊員とはいえ勝負になるはずがない。そこで登場するのがクライヴ・オーウェン扮する元SAS隊員スパイクだ。彼の背後には“フェザー・メン”という謎の組織があった。

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ま、簡単に言えばスパイクはダニーたちの邪魔をする。その邪魔をかいくぐってダニーたちは仕事を完遂できるのか?といったところなのだ。結論から言うと完遂する。ただ登場してくる元SAS隊員がやけにショボくて弱い上に、キャラ設定や俳優があまりに無個性なため、名前を挙げられてもサッパリぴんとこない。おまけに暗殺自体はこれがサクサク進んでいくのだった。観たいのはジェイソンのアクションではあるのだが、良いアクションは相手もそれなりの力を持っていて初めて成立する。その意味で本作でジェイソンのカウンターパートに当たるのはクライヴしかいない。ところが期待した2人の闘いのシーンもその迫力に息をのむというには程ではなくまあ良くある程度のものだった。

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この後、一応すんなり3人を始末したと思いきや、そうではなかったことが判明するのだが、それも別に何か策を張り巡らされた上でダニーが騙されたというよりは、単に自分たちのミスだったりと冴えないことこの上ない。何だかいま一つなジェイソンよりも個人的にはデ・ニーロ御大のほうがよほどカッコよく見えてしまった。ダニーの恋人を警護するハンターが圧倒的な実力差を見せ付ける姿は、これこそ凄腕の殺し屋だと感じさせられる。結局敵がSASだったというのが、単に個人の戦闘力として表現されているだけで、それ以外の部分に何の影響も及ぼしていないのがもったいない。原作を読めばまたその辺は違うのかもしれないが、少なくとも映画からは解らなかった。

個人的おススメ度2.5
今日の一言:無理して観なくても良かったかな…
総合評価:56点

作品情報
キャスト: ジェイソン・ステイサム、クライブ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロ、ドミニク・パーセル、エイデン・ヤング、イボンヌ・ストラホフスキー、ベン・メンデルソーン
監督:ゲイリー・マッケンドリー
製作:シガージョン・サイバッツォン、スティーブン・チャスマン、マイケル・ボーゲン、トニー・ウィンリー
製作総指揮:クリストファー・マップ、マシュー・ストリート、デビッド・ウィーリー、ピーター・D・グレイブス
原作:ラヌルフ・ファインズ
脚本:マット・シェアリング
撮影:サイモン・ダガン
美術:ミシェル・マクギャーエイ
編集:ジョン・ギルバート
音楽:ジョニー・クリメック、ラインホルト・ハイル
原題:Killer Elite
製作国:2011年アメリカ映画
配給:ショウゲート
上映時間:117分
映倫区分:PG12

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受信: 2012年5月29日 (火) 22時11分

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受信: 2012年5月30日 (水) 08時41分

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