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2012年6月 3日 (日)

ミッシングID/Abduction

Photo ある日突然自分が両親の子でないことに気付き、そしてその両親が何者かに殺される。巨大な陰謀に巻き込まれた主人公の青年の姿を描いたアクションサスペンスだ。主演は「トワイライト」シリーズのテイラー・ロートナー。共演に『しあわせの隠れ場所』のリリー・コリンズ、シガーニー・ウィーヴァー、ミカエル・ニクヴィスト。監督は『ワイルド・スピードX2』のジョン・シングルトンが務める。
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テイラー好きさんいらっしゃい

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「トワイライト」シリーズで一躍ブレイクしたテイラー・ロートナーの主演作品。原題「Abduction」は拉致とか誘拐と言う意味で、確かに当たらずといえども遠からずなのだが、邦題の方がこの作品の意味として解り易いと思う。主人公ネイサン(テイラー・ロートナー)は親友たちとバカをやり、幼なじみのカレン(リリー・コリンズ)のに恋心を抱いているごく普通の高校生だ。多少違うといったら定期的に悪夢を見ることと父親のケヴィン(ジェイソン・アイザック)が彼に対して格闘技を教え込んでいることぐらいだろうか。ところが学校で出された宿題のためにパソコンをいじっていた彼は偶然にも誘拐児童を掲載したサイトに自分の写真を発見してしまう。

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物語はそこから動き始めるのだが、実はこの発端部分に取り掛かるまでが結構長かった。ネイサンの家庭環境や、友人やカレン、そして理由は解らないが相談相手となっているベネット医師(シガニー・ウィーヴァー)らの紹介、更にヒロインであるカレンがネイサンと連れ立って行動するための理由付けを描くのに時間を使っていたのだが、もう少しコンパクトにすれば良かったのにと思う。例えば直ぐ別れてしまうカレンの元カレなどいなくてもよさそうなものなのに。しかし、一端物語が動き出したらあまり余計なことは考えずに楽しむことが出来た。それにしてもテイラーとリリーのカップルと言うのが実に微妙だ。もちろんカッコいいし、可愛らしいのは間違いない。

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ただ、これだけ濃いカップルも久しぶりにお目にかかった…。と思ったらリリーは『しあわせの隠れ場所』の長女役や、『プリースト』の娘役で観ていたのに忘れていたらしい。さて、ネイサンは自分の生い立ちに関して母親に話を聞こうとするが、そのタイミングで何者かが彼の家に押し入り両親を殺害、自宅を爆破してしまう。たまたま家に呼んでいたカレンとともにネイサンはその場を逃げ出すのだった…。警察に通報するとCIAのバートン(アルフレッド・モリナ)が電話口にでるのだが、様子がおかしいと感じたネイサンたちは実は同じCIAだったベネット医師の助けで更に逃亡を続ける。要するに彼らはCIAと両親を殺した謎の組織の両方から追われることになったのだ。

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逃亡の最中に徐々にネイサンの素性が明かされ、何故彼が狙われなくてはならないのかも明らかになって行く。列車の中でのテイラーのアクションシーンは中々の迫力ではあるが、これは彼自身の強さを表すというより、彼の守護者で育ての親である父との関係性や、一流の工作員である実父から受け継いだ彼のセンスを見せているのではないだろうか。いずれにしろ何のヒントもない状況で、観客もまたネイサンと同じ情報しか与えられていないだけに、真相が明らかになって行く過程での主人公の想いは理解しやすい。しかしながら文字通りゴールに向かって一直線で、紆余曲折が殆どないだけに物足りなさも残ってしまう。何しろ敵も含めて登場人物の言うことは大抵本当のことなのだ(苦笑)

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2人が逃げる間に愛を育むのはもちろんお約束。そしてそんな状況になった場合にヒロインが必ず窮地に陥るのもお約束。結局ネイサンの出生の秘密、両親の秘密以外はいたってオーソドックスなストーリーだった。ところで敵の組織のリーダー・コズロフを演じていたのがミカエル・ニクヴィスト。『ミレニアム』シリーズの正義のジャーナリストも『M:i:III ゴーストプロトコル』以来すっかり悪人が板についてきた。しかし見かけがロシア・東欧系=悪役というアメリカらしい安易な図式はいい加減止めた方が良いと思うのだが…。ネイサンは一度はCIAに捕まるものの、コズロフが彼らを襲撃したドサクサに紛れて再び逃亡を始める。やっと捕らえたのに呑気にカフェで食事などしているからだ。

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彼らの狙っている暗号を自分が手にしていることに気付いた彼は、コズロフに取引を持ちかけるのだった。ここから先も特に驚くような展開は待っていなかった。強いて言うならネイサンの父の狙撃の腕が素晴らしいということぐらいか。もちろんだからツマラナイというワケではない。ただやっぱり粛々と進んでいくせいで今一つ最後の感動も弱いという印象なのだ。一応最後の最後でどんでん返しを思わせるような結果になるのだが、これはCIAは信用できないと最初から言っている以上勘の良い人ならある程度想像がついてしまうかもしれない。個人的には解ってしまった。恐らく少し経つと忘れてしまう作品だと思う。地上波で直ぐやりそうな気もする…。

個人的おススメ度2.5
今日の一言:もう一人の友達はどこいっちゃったんだ?w
総合評価:56点

作品情報
キャスト:テイラー・ロートナー、リリー・コリンズ、アルフレッド・モリーナ、ジェイソン・アイザックス、マリア・ベロ、シガニー・ウィーバー、デンゼル・ウィテカー、マイケル・ニクビスト
監督:ジョン・シングルトン
脚本:ショーン・クリステンセン
製作: エレン・ゴールドスミス=バイン、リー・ストールマン、ロイ・リー、パット・クロウリー
製作総指揮:ジェレミー・ベル、アンソニー・カタガス、アリソン・シェアマー
撮影:ピーター・メンジース・Jr.
美術:キース・ブライアン・バーンズ
編集:ブルース・キャノン
衣装:ルース・E・カーター
音楽:エドワード・シェアマー
原題:Abduction
製作国:2011年アメリカ映画
配給:ギャガ
上映時間:106分
映倫区分:PG12

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