« Miss Boys! 決戦は甲子園!?編 | トップページ | 不定期更新移行へのお知らせ »

2012年7月22日 (日)

Miss Boys! 友情のゆくえ編

Miss_boys 女装応援団をテーマにした青春コメディの第2弾。前作の女装甲子園から1年後の物語だ。バスケ部に戻った主人公と副団長になった金子との友情を描き出す。主演は変わらず「ココア男。」の鎌苅健太と鈴木勝吾。共演も同じだが今回から前田健、黒沢あすからが新加入した。監督も前作同様、佐藤佐吉が務める。
>>公式サイト

女装ドラマと青春ドラマのハイブリッド

book あらすじ book

にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへみなさんの応援クリックに感謝デスsunshine

01_2

前作から1年後の物語。坂本ことマサミンと金子ことネコチャンは星修学園の2年生になっていた。ハッキリ行って前作が気に入った人ならば間違いなくおススメの作品だ。前作のエントリーでも書いたが、女装応援団という一見取っ付きにくい設定に既に最初から慣れた状態で観ることが出来る続編はもう最初から面白い。あの女装甲子園が終わり、優勝したマサミンは今はバスケ部に戻っている。3年のチェリーとお嬢は卒業して今はミキティが団長、ネコチャンが副団長だ。それにしてもどうして連中は普段から長ランを着ているのだろう(苦笑)別に応援団と言えども普段は普通の制服で良いと思うのだが…。第一本当に応援する時にはチアリーディングの格好をするのだから長ランそのものの意味が…。

02_2

03_2

それはさて置き、今回は新入生として東修一(古川雄輝)が入団することになる。東の<源氏名>ニックネームは「あずましゅういち」からマシューと決まった。相変わらず脚本・片岡翔のナイスなネーミングセンスが光っている(笑)さて、タイトルの「友情のゆくえ」だが、これはマサミンとネコチャンの友情のゆくえのことで、無論そこには女装という大前提が絡んでくるものの、人間心理としては普遍的な物語だった。事の起こりはマシューだ。メイクが抜群に上手いマシューをミキティは大いに気に入り、毎日応援の練習もせずにメイクの練習ばかり。そんな2人にネコチャンは不満を抱いていた。根性を磨くために入った応援団なのに女装ばかりが優先しているからだ。

04_2

05_2

っというのは表向き。彼の本音はマシューに対する嫉妬なのだ。ミキティと2人で応援団を支えてきたのに、そのミキティがマシューばかり構っているから自分はもう必要とされてないんだ!と拗ねているワケである。しょーもないと思いつつも誰でも一度や二度はこんな思いを抱いたことはあるのではないか。応援団から足が遠ざかるネコチャンに声を掛けたのが、芸能事務所の社長・加賀美京子(黒沢あすか)だった。自分を必要として認めてくれる人がそこにいる、自分の居場所がそこにあると思えばネコチャンならずともそこに居たいと思うのは当然だ。彼が応援団を辞めると言い出したことを知ったマサミンは、彼を止めようとする。ここからこの2人の友情の持つれが描き出されていく。

06_3

07_2

脚本的に上手いと思うのは、この2人の争いにもう一段油を注ぐことだ。実はそれが加賀美の存在だったりする。元々女装甲子園でマサミンに目をつけた彼女は、彼に振られたからネコチャンにターゲットを切り替えたのだ。ま、本当にそうだったのかはどうでも良い。少なくともネコチャンからすれば自分はマサミンの代わりだったのかと思うわけで、これが即ち油である。「Girls Boy」というオーディションで勝負をつけることになった2人は、ここから猛特訓を始める。ところがここでももう一段脚本的に仕掛けを凝らしてあるのがまた上手い。単に目的に向かって努力するだけでなく、そこにマサミンのバスケットボール部員としての立場も絡めて、それが最終的な結末に響いてくるのだ。

08

09

ところで、今回は前田健がネコチャンのダンストレーナーとして登場したり、モデルで女優の谷内里早がアイドル・きらら舞として登場しマサミンにダンスを仕込んだりしてくれる。アイドルの振り付けやダンスを完全コピーすることが最近Youtubeやニコニコ動画上で流行っているが、正にそれのメイキングを地で行くような展開が面白い。特に最初は全く踊れないマサミンが、最終的には舞、ミキティ、マシュー、お嬢まで巻き込んで会得したダンスを見せてくれるシーンはある種感動ものの面白さだ。こいつら本当にバカだなぁと思いながらも思わず笑ってしまうのである。前回よりも女装シーンは少ないのだが、どっちにしても美しい女装というより笑える女装なので別に気にならない(笑)

前作同様の王道の青春ドラマ、王道の友情ドラマに込められた数々の笑いのおかげで、観ている方はありきたりな想いだったり、つまらなさを感じる暇が無い。言うなれば女装ドラマと青春ドラマのハイブリッドだ。何だかこの後の展開が気にならないでもないのだが、こういう作品はサッとやって潔く終わっておいたほうが良いだろう。

movie Miss Boys! 決戦は甲子園!?編

個人的おススメ度3.5
今日の一言:最後のオチは…(苦笑)
総合評価:72点

作品情報
キャスト:鎌苅健太、鈴木勝吾、辻本祐樹、古川雄輝、馬場良馬、蕨野友也、前田健、黒沢あすか、谷内里早、草野康太、相楽樹、植田圭輔、松田凌、辻伊吹
監督:佐藤佐吉
製作:林裕之
エグゼクティブプロデューサー:山口敏功
企画:宇田川寧
プロデューサー:梅橋美香
原案:佐藤佐吉
脚本:片岡翔
撮影:水野滋人
照明:緑川雅範
録音:坂上賢治
美術:及川一
衣裳:宮本まさ江
音楽:MOKU
編集:相良直一郎
主題歌:ココア男。
製作国:2011年日本映画
配給:ダブ、Thanks Lab.
上映時間:78分

にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ
↑いつも応援して頂き感謝です!
今後ともポチッとご協力頂けると嬉しいです♪

|

« Miss Boys! 決戦は甲子園!?編 | トップページ | 不定期更新移行へのお知らせ »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/197507/46413457

この記事へのトラックバック一覧です: Miss Boys! 友情のゆくえ編:

« Miss Boys! 決戦は甲子園!?編 | トップページ | 不定期更新移行へのお知らせ »