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2012年7月10日 (火)

苦役列車

Photo_2 第144回芥川賞を受賞した西村賢太の私小説を『マイ・バック・ページ』の山下敦弘監督が映画化。中卒で日雇い仕事でその日暮らし、金が入ると酒と風俗に全て消えて行くというどうしようもない青年の恋と友情を描いている。主演は『モテキ』の森山未來。共演に『軽蔑』の高良健吾、AKB48の前田敦子、マキタスポーツ、田口トモロヲが出演している。
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soon 7月14日(土)公開

今度はモテない森山未來

book あらすじ book

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原作は読んだことは無いが芥川賞を獲った時のユニークな言動がニュースになったせいで、西村賢太についてはある程度知っていた。世間的に有名になったのは風俗通いの発言だろうか。更にその後の週刊誌等での文章を読むと、とにかく独特のものの考え方と話し方をする御仁だということが解り、面白いけども面倒くさいやつだと思ったものだ。本作の主人公・北町貫多(森山未來)はその喋り方といい行動と言い、正に西村賢太本人を髣髴とさせる駄目男っぷりだった。今回は山下敦弘監督のティーチイン付き試写会での鑑賞だったが、監督自身がこの作品に関して「特別何かがある作品じゃない」と言っている通り、大雑把に言えば貫多に友達が出来るが、結局別れてしまうという話でしかない。

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では何にそんなに惹き込まれたのか。これはもうどうしようもなく魅力的なキャラクターと、森山未來を中心とした俳優の芝居としか言いようが無い。貫多は中学を卒業してからずっと日雇い労働でその日暮し。金が入れば風俗と酒に消えて行く毎日を送っていた。ある日、その日雇い仕事の現場で日下部正二(高良健吾)という同い年で専門学校に通っている青年と親しくなる。中卒がコンプレックスで、直ぐに腹を立てる貫多にくらべて、正二は立ち居振る舞いがずっと大人だ。本来なら交わるところなど無いのだろうが、唯一の趣味が読書という孤独な貫多と、田舎から上京してきたばかりの正二はお互いの孤独を癒すかのようにつるみ始めるのだった。それにしても森山未來の駄目男臭が凄まじい。

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監督の話に寄れば彼は北町貫多に成りきるために実際に新宿の安宿に泊まり、朝まで酒を飲んでそれが抜けない状態で撮影に来ていたそうだ。もちろん遅刻して…(笑)自分の事を“僕”と言い、やたらと理屈をこねて他者を攻撃する様子はまるで新橋のガード下で酔っ払って絡んでいるオヤジのようでもある。ただこのオヤジ、ちょっと普通じゃない。実は貫多は行きつけの古本屋でバイトをしている女子大生の桜井康子(前田敦子)に恋しているのだが、正二のつなぎで友達になってもらうことに。ところが何故か貫多の中では友達=ヤレるになっていたりするのだ。一体どんだけ孤独な人生を送ってきたらそういう思考になるのだろう。まあ紆余曲折ありつつ、彼も少しづつ“友達”について学んで行く。

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ところで康子に彼氏がいることを知った貫多が、握手を求めるフリをして彼女の手を舐めるシーンがある。余計なことだが森山くんがあっちゃんファンに恨まれないようにと願っている…。話を戻そう。正二や康子とともに海に遊びに行ったりとやけに青春している3人だったが、正二に彼女が出来たことから亀裂が生じ始める。クライマックスは何といっても貫多が正二とその彼女との3人で飲みに行った時の会話だ。上北沢のワンルームマンションに住み、サブカル通ぶって喋り倒すその女は貫多曰く「15点」。しかもこの鼻持ちならないバカ女を正二はやたらと持ち上げまくる。そこで酔った勢いも手伝って貫多がぶち切れるのだがその時のセリフが最高に痛快だった。

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『出たぜ。田舎者は本当に、ムヤミと世田谷に住みたがるよな。まったく、てめえらカッパは東京に出りゃ杉並か世田谷に住もうとする習性があるようだが、それは一体なぜだい?おめえらは、あの辺が都会暮らしの基本ステイタスぐれえに思ってるのか?それもおめえらが好む、芋臭せえニューアカ、サブカル志向の一つの特徴なのか?そんな考えが、てめえら田舎者の証だってことに気がつかねえのかい?それで何か新しいことでもやってるつもりなのか?何が、下北、だよ。だからぼくら生粋の江戸っ子は、あの辺を白眼視して絶対に住もうとは思わないんだけどね』

(正二が無視していると…)『何んだ、てめえ!せんにはぼくに映画は嫌いだとかぬかしやがったくせに、今はいっぱしのその理解者ヅラしやがって。女の前だからって高尚ぶるんじゃねえよ!ぼくの云う映画とてめえらの云う映画は、映画が違うとでも言いてえのか、このコネクレージーどもめが!何が、トークショー、だ。馬鹿の学生人足の分際でよ!』
(「苦役列車」より)

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原作通りのセリフだそうだが、森山未來がここまでで作り上げた北町貫多というキャラクターが口にすると、彼の劣等感や鬱屈とした感情が迸り出てくる感じがする。暴言には違いないけれど、不思議と彼の言っていることの方に理があるように思えてしまうのだ。このシーンと異なりラストシーンは原作とは違う。何でもラストシーンの撮影の日にカメラトラブルで全く撮れなくなってしまったそうで、俳優のスケジュールの都合もあって急遽変更したのだそうだ。ちょっと最後だけどうして?と思わないでもなかったが、個人的には先のタンカを切った時点で事実上物語は終わっているようなものだと思う。私小説の映画化だけに好みは別れそうだが、森山未來のグダグダっぷりは一見の価値アリだ。

soon 7月14日(土)公開

個人的おススメ度4.0
今日の一言:さっそく原作を買ってきました
総合評価:81点

作品情報
キャスト:森山未來、高良健吾、前田敦子、マキタスポーツ、田口トモロヲ
監督:山下敦弘
原作:西村賢太
脚本:いまおかしんじ
音楽:SHINCO
挿入歌:マキタスポーツ
主題歌:ドレスコーズ
製作年:2012年
製作国:日本
配給:東映
上映時間:113分
映倫区分:R15+

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