『アーマード 武装地帯』 あらすじ

タイ・ハケット(コロンバス・ショート)がイーグル・シールド警備会社に入ったのには訳がある。両親の死後、イラクから帰還した彼を待っていたのは、病院の請求書と家の抵当だった。タイはまた14歳の弟ジミーと二人きりの生活を守るため、亡父が勤めていた警備会社を頼ったのだ。
そんな彼に何くれとなく心を配ってくれるのは、タイの父を師と仰ぐマイク・コクレイン(マット・ディロン)。タイの試用期間が明ける日、マイクと仲間たちは、タイの乗る現金輸送車が襲撃されるという芝居を打つ。それは彼ら流の荒っぽい歓迎の儀式だった。
晴れて正警備員となったタイに、マイクは4200万ドルを、強盗に襲われたと見せかけて頂戴しようというのだ。マイクの誘いを一度は断るタイ。だが家は差し押さえ寸前、児童福祉局は不登校のジミーをタイから引き離そうとしている――厳しい現実に直面した彼は、誰も犠牲者を出さないというマイクの約束を信じ、計画に加わることにする。
仲間は6名。銃マニアのタフガイ、ベインズ(ローレンス・フィッシュバーン)、物静かなベテラン警備員クイン(ジャン・レノ)、神経質で気の小さいドブス(スキート・ウールリッチ)、信仰に目覚めて改心した元囚人パーマー(アマウリー・ノラスコ)、そしてマイクとタイである。
決行の時がきた。現金を受け取った二台の装甲輸送車が向かったのは無尽の廃工場。一時間後の定時連絡までにここに現金を隠し、偽装工作をする手はずだ。ところがたまたま居合わせたホームレスにベインズが発砲。犠牲者が出たことに衝撃を受けたタイは、計画から降りることを決意するが、マイクに行く手を阻まれ、ヒューズを外されて動けない装甲車内にひとり閉じこもることに。今や彼らは他の5人にとっては危険人物。装甲車から一歩でも出れば命の保証はない!定時連絡の時間が迫る中、悲劇の連鎖が自体をさらに悪化させ、向上は互いの生き残りを賭けた悪夢の舞台と化してゆく…。
(パンフレットより)

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