『旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ』 あらすじ

吉田強は子供の頃は異常な程の昆虫好き。生物全般が好きなこともあり旭山動物園に就職する。しかし彼は子供の頃の苛めの影響で人付き合いが苦手。そんな彼に関して、園長の滝沢(西田敏行)は「俺が一人前に育てる。」とベテラン飼育係に語るのだった。

旭山動物園は入場者数が減少する一方で、慢性的な赤字に悩まされていた。滝沢園長を筆頭に入場者数を少しでも増やそうと、冬の間の開園や飼育係によるワンポイントアドバイスといったアイディアを実施に移すがそれでも客足は遠のくばかり。

遂には市議会で旭山動物園を廃園にするべきだという声まで聞こえるようになった。そんなタイミングである事件が起こる。キタキツネが園内に入り込みゴリラのゴンタがエキノコックス症で死んでしまったのだ。いよいよ窮地に追い詰められる動物園。

ここで滝沢園長と飼育係たちは更なる行動を起こす。駅前で、学校で、動物園の存続を訴えたのだ。その甲斐あって、市庁舎には動物園閉園に反対する3000人もの人が押しかけた。市長はその様子を見て廃園を断念する。

廃園は免れたものの、入場者数は相変わらず。そこで翌年、平賀新市長が誕生すると同時に滝沢園長は彼女に動物園復活の命運をかけた提案をするのだった。「ペンギンに空を飛ばせます。」平賀市長はその提案に興味を示し、久々に動物園に大型予算がついたのだった。旭山動物園復活の日は近づいていた-。

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