『孫文の義士団』 あらすじ・作品情報
あらすじ(ネタバレ含む)
1906年イギリス領香港。10月15日に一人の男が来航するという極秘情報が流れる。彼の名は“孫文”。腐敗した清朝打倒を掲げる革命家である彼の目的は、武装蜂起のための同志との密談。その情報を聞きつけた北京・紫禁城では西太后の指令によりシャオグオ(フー・ジュン)らが招集。総勢500人の暗殺団による孫文の暗殺計画が進められる。10月11日。新聞社社長で中国同盟会の香港支部長・シャオバイ(レオン・カーファイ)は、革命を支持する大物実業家・ユータン(ワン・シュエチー)に資金援助を要請。朝廷を追われた元将軍・ファン(サイモン・ヤム)にも協力を求める。そんなシャオバイを香港警察の警官・チョンヤン(ドニー・イェン)が追っていた。長年連れ添ったユエル(ファン・ビンビン)と別れた彼は、シャオグオにスパイとして雇われていた。10月12日。車夫・アスー(ニコラス・ツェー)が引く人力車に乗るユータンは、街中で革命の支援活動を行う息子・チョングアン(ワン・ボーチェ)の姿を発見する。そんな中、ファンと仲間たちが暗殺団に襲われ、ファンの一人娘・ホン(クリス・リー)だけが生き残る。シャオバイも捕えられ、九龍城砦に監禁される。10月13日。孫文の訪問を宣伝し、学生たちを扇動したとの理由から香港警察のシー警部(エリック・ツァン)は新聞社の閉鎖命令を下す。一方、ユータンは行方不明のシャオバイに代わり孫文を守り抜くことを決意。義士団結成のため、路上生活者のリウ(レオン・ライ)、少林寺出身の大男(メンケ・バータル)らに声をかけ、自ら義士団入りを志願したアスーと写真店の娘・チュン(チョウ・ユン)の仲人を引き受ける。10月14日。夫の身の危険を感じたユエルは、娘の未来のためにユータンを守ってほしいとチョンヤンの元を訪れる。一方、脱走に成功したシャオバイは、同志たちに孫文の影武者を使うことを提案。くじ引きによって影武者に選ばれたのはチョングアンだった。そして運命の日が訪れる……。
(MovieWalkerより)
作品情報
キャスト:ドニー・イェン、レオン・ライ、ニコラス・ツェー、ファン・ビンビン、ワン・シュエチー、レオン・カーフェイ、フー・ジュン、エリック・ツァン、クリス・リー、サイモン・ヤム
監督:テディ・チャン
製作:ピーター・チャン
原題:十月圍城
製作国:2009年中国・香港合作映画
配給:ギャガ
上映時間:139分
映倫区分:R15+
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