『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』 あらすじ
グラント(ゴードン・ピンセント)とフィオーナ(ジュリー・クリスティー)は結婚44年の老夫婦。20年前に大学教授を辞めたグラントはフィーオーナと共にオンタリオ湖畔の自然豊かな家に移り住み、穏やかな日々を過ごしていた。しかし、そんな2人の平穏な日々に小さな亀裂が見え始める。フィーオーナにアルツハイマー型認知症の症状が出始めたのだ。
ある日、一人でクロスカントリーに出かけたフィオーナは自分が何処にいるのか解らなくなってしまう。この時は幸いにもグラントに発見されて事なきを得たが、フィオーナはこれを機に介護施設に入ることを決心する。介護施設を見学したグラントはその雰囲気が気に入らず、フィオーナに止めるように提案するが、彼女は受け入れず結局入所した。
30日間の面接禁止が解け、グラントが面会に訪れた時、そこにはもう以前のフィオーナは居なかった・・・。グラントのことを忘れ、入所者仲間のオーブリーを恋人と思い彼の世話をする彼女。グラントはショックを隠せないながらも、毎日面会に訪れ、自分のことを思い出させようと努める。
ところがある日、オーブリーは施設を去ってしまった。恋人を失ったショックで寝たきりになってしまったフィオーナを見かねて、グラントはある決心をするのだが・・・。
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