『-×- (マイナス・カケル・マイナス)』 あらすじ・作品情報

あらすじ
大阪郊外の町。日に日に緊張感が高まる異国の戦争のニュースがラジオから流れている。古い小さなアパートに独りで住むタクシードライバーの吉村貴治(澤田俊輔)。夜勤明けは大抵、消費者金融からの電話や新興宗教の勧誘、隣室からの喘ぎ声を適当にやり過ごし、部屋で一日無為な時間を送っている。そんなある日、いつも通り市内をタクシーで流していると、妙な色気と無邪気さを持ち合わせた不思議な客・林京子(長宗我部陽子)を乗せる。この出会いは、貴治の眠っていた黒い欲望をかき立てるのだった……。一方、両親の離婚で父と暮らすため、新生活を迎えた女子中学生・藤本凛(寿美菜子)はずっと心に引っ掛かる“ある思い”を両親や親友にも打ち明ける事ができずにいた。そんな気持ちを抱えながらの母との再会で、凛の悲しみは静かに、そして激しく流れ出す……。彼らは今まさに始まろうとしている異国の戦争を思い描くことはおろか、目の前のささやかな日常さえどうにもできずにいた……。
(MovieWalkerより)

作品情報
キャスト:澤田俊輔、寿美菜子、長宗我部陽子、大島正華
監督:伊月肇
製作:伊月肇
脚本:伊月肇、松野泉
撮影:高木風太
照明:浅川周
美術:塩川節子、樋口麻衣
録音:東岳志
衣装:鳥越麻由
編集:伊月肇
音楽:森田将之
音響効果:松野泉
製作国:2010年日本映画
配給:I film
上映時間:120分

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