『7つの贈り物』 あらすじ

海辺の瀟洒な家に1人で住んでいるベン・トーマス(ウィル・スミス)は、過去のある事件により心に傷を抱えていた。ベンは7人の見知らぬ他人を選び、彼らの人生を調べ、ある条件を満たしていれば、彼らの人生を変える贈り物をするという計画を立てていた。候補者の1人、エズラ・ターナー(ウディ・ハレルソン)は盲目のピアニストだが、それだけでは生計が立てられないのでネット販売の会社で働いている。ベンは客を装い苦情の電話を入れ、エズラを口汚く罵る。しかしエズラは礼儀正しく挨拶をして電話を切る。ベンは、たった1人の肉親である弟(マイケル・イーリー)から電話を受ける。ベンが弟の家に泊まったとき、弟の物を持ち帰ったかと尋ねる内容だった。しかしベンは、自分が弟に物をあげたと言う。ベンの子供のころからの親友で弁護士のダン・モリス(バリー・ペッパー)は、ベンの計画を唯一知っていた。ベンが計画の進行具合を尋ねると、ダンは心が決まっていないと答える。別の候補者であるグッドマンは病院を経営している。ベンは国税庁職員を名乗り、骨髄移植に失敗して税金も払えないというグッドマンを調べる。しかしグッドマンが患者を虐待していることを知ると激怒し、何も与えないことを告げる。ベンは深夜の国税庁で税金滞納者を探す。エミリー・ポーサ(ロザリオ・ドーソン)は心臓病の治療のため借金を抱え、税金も滞納していた。エミリーを訪ねたベンは彼女に不躾な質問をする。しかし毅然と答える彼女にベンは心を動かされる。ベンは一緒に暮らしていた恋人の持ち物を整理すると、家を出てモーテルに泊まる。ベンは、ダンが作成した書類にサインをする。夜中、ベンの携帯電話が鳴る。散歩中に倒れ、救急車で病院に運ばれたエミリーからだった。ベンはエミリーの病室で一夜を明かす。医師は、彼女の余命は長くて6週間だと告げる。エミリーはベンに惹かれ始める。ベンも人間らしい感情を取り戻していくが、エミリーに計画を打ち明けることはできなかった。

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