『ベガスの恋に勝つルール』 あらすじ
ジョイ・マクナリー(キャメロン・ディアス)は証券会社に勤めるキャリアウーマン。完璧主義者の彼女は何でもきっちり計画立てて進めないと気がすまない。そんな正確が災いして、付き合っていたフィアンセに捨てられてしまう。一方、ジャック・フラー(アシュトン・カッチャー)は父が社長をしている家具工場で働く二代目。しかし、あまりにも不真面目な勤務態度に業を煮やした父親にクビを宣告されてしまう。
お互いに全く面識はないが、フラストレーションの溜まった2人はそれぞれの親友とともにラスベガスに憂さ晴らしに来た。ところが、ホテルの部屋のダブルブッキングがきっかけで共に夜を過ごすことになる。ジョイもジャックもその晩はベロベロに酔っ払い楽しんだのだった。
翌日、ジョイがベッドで眼を覚ますと何故か左手の薬指に指輪が・・・。そう、ジョイとジャックは寄った勢いで結婚してしまったのだ。スロットマシーンの前で別れ話から口論になり、ジャックは別れ際にジョイの残していった硬貨でスロットマシーンを回す。すると・・・ジャックポット!300万ドルだ!
2人は両方とも自分の金だといって譲らない。裁判で争うも、裁判長の判断は6ヶ月の間、この結婚を成功させる努力しなければ、結婚の無効の申し立ては認められないというものだった。仕方なくジョイはジャックの家に引っ越してきた。仮面夫婦生活のスタートだ。
しかし、もともと几帳面なジョイとずぼらなジャック、性格は水と油で上手くいくはずがない。2人は金を独り占めするために、お互いに相手の責任で離婚を申し立てようと、あの手この手を講じるが、しかしいずれの作戦も失敗に終わる。
こんな2人の関係が微妙に変化し始めたのは、ジャックの両親をジョイが食事に呼んでからだった。ジョイは、ジャックの両親に自分を認めさせれば、離婚調停のときに自分に有利な証言をしてくれると考えたのだ。ところが週末、ジャックの両親から公園でのパーティーに呼ばれたジョイは、彼女の知らない彼の意外な一面を見せられる。微妙にジャックのことが気になり始めるジョイ。
一方、ジョイは会社の社長から、彼が開催するパーティーに夫を連れてくるように言われる。ジャックもまた社長に気に入られればジョイに対して有利に立てると考え、そのパーティーに参加する。計画通りジャックは社長はおろか、他の社員からも気に入られ、ジョイも大満足だ。最初は計画で参加したパーティーだったが、この時にはジャックもまた彼女のことを好きになり始めていた。
そして6ヶ月が過ぎ、最後の審問の日がやってきた・・・。
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