『ワンドゥギ/완득이』 あらすじ

あらすじ
高校生のワンドゥク(ユ・アイン)は、身体的障害を持つ小柄な父(パク・スヨン)と風変わりな叔父(キム・ヨンジェ)との三人暮らし。貧しく不遇な家庭環境のせいで勉強もできない問題児だが、ケンカだけは誰にも負けなかった。そんな夢も希望もないワンドゥクがいま切実に望んでいることは、担任教師・ドンジュ(キム・ユンソク)が消えること。ワンドゥクの隣の家に住むドンジュに朝から晩まで口汚く罵られては干渉され、うんざりする毎日なのだ。今日もワンドゥクは教会を訪ねては「お願いです。クソドンジュを殺してください」と必死に祈りを捧げている。口さえ開けば卑劣な言葉、そして独特の教育感で学生たちに“クソドンジュ”と呼ばれるドンジュ。特にワンドゥクには無限の関心を持っているドンジュは、学校では隠したいと思っている家族のことや私生活を暴露してはワンドゥクに恥ずかしい思いをさせ、家へ来れば学校でもらったパンさえ奪うなどしてワンドゥクを苦しめる。真夜中に押しかけてはワンドゥクの父と酒を飲むなどやりたい放題。そんなある日、存在さえ知らずにいた実の母に会ってみろというドンジュのおせっかいに、ワンドゥクはこれ以上堪えることができずに家出を計画するが……。
(MovieWalkerより)

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